政策

政策

人生100年時代を見据えて、誰もが健康で生きがいをもって暮らす笑顔の溢れるまちづくりのために、「防災」「子育て」「教育」「健康」「福祉」「経済」「環境」の面から7つの政策を掲げています。

 

①災害に強い安全なまちづくり

②子育て支援の充実

③教育の充実

④健康寿命の延伸 生涯スポーツ・文化活動の推進

⑤高齢者や障害のある方の福祉の充実

⑥商工業の中心として活気と活力あるまちづくり

⑦地球にやさしい環境づくり

 

①災害に強い安全なまちづくり

POINT

  • 地域防災拠点を中心とした連携強化
  • 高齢者や障害のある方など要援護者の避難方法の構築
  • 帰宅困難者対策を推進
  • 区民防災リーダーの育成

今後30年以内にマグニチュード7クラスの大地震が発生する確率は70%といわれ、さらに荒川の大規模氾濫による浸水被害も想定されています。本区では約9割が集合住宅に住んでいます。事業所には約75万人が働き、2020年に向けて観光客やビジネスで訪れる方も増えています。地域の防災組織を中心として居合わせた人たちも協力することが求められます。命を守り被害を軽減するため地域の力を高める取り組みを進めてまいります。

 

②子育て支援の充実

POINT

  • 出産から子育てへ切れ目のない相談支援「子ども子育て応援ネットワーク」を推進
  • ニーズに応じた多様な保育サービスの充実、保育の質の確保
  • 児童館・子どもの居場所「プレディ」の充実
  • 子どもの権利を守る子どものため相談機関の設置

高層マンションの増加に伴い、共働きによる子育て世代の人口が急増し保育ニーズが高まっています。核家族化が進み家庭の中で子育ての知識を得る機会が限られています。母子ともに孤立することがないよう、安心して出産し子育てできる支援体制が求められます。地域の皆さんに見守られ子どもが健やかに育つ社会を目指してゆきます。

 

教育の充実

POINT

  • 自ら選択し困難があっても問題解決する「生きる力」を育む教育
  • スポーツによる豊かな心と体力の向上、食育の推進
  • ICT教育、金融教育の推進
  • 「親力」向上のため家庭教育の推進

スマーフォンの普及からSNS等を通じたトラブルに巻き込まれるリスクが高まっています。身体を動かす機会が減少し体力に課題があります。テレビやインターネットの普及で読書離れが進んでいます。成人になって自分の進路を決められないケースがあります。自分で考え選択できる力を育てる教育を推進してまいります。核家族化で保護者も親としての子どもへの向かい方がわからないという現実があるととらえ、家庭教育を推進致します。

 

健康寿命の延伸 生涯スポーツ・文化活動の推進

POINT

  • あらゆる世代の人々が身体を動かしたり文化活動ができる身近な地域スポーツクラブの活動支援
  • スポーツ施設の整備充実
  • 「健康ウオーキングマップ」の活用の推進
  • 公共図書館の活性化と可能性の拡大

「健康寿命」とは、健康上の問題がなく日常生活が制限されることなく送れる期間、介護を受けたり寝たきりなったりせずに生活を送れる期間を示します。日本は世界トップクラスの長寿国で平均寿命は男性は81.09歳、女性は87.26歳ですが、健康寿命は、男性は72.14歳、女性は74.79歳で、平均寿命と健康寿命との差は男性が約9年、女性は約12年あります。介護になる原因の多くは病気ではなく、転倒による骨折等が多いというデータがあると言われています。健康寿命を伸ばす方法のとして気軽にできるウオーキングを推進します。人生100年を視野に誰もが健康で長生きすることで、活気のある社会を目指します。

 

高齢者や障害のある方の福祉の充実

POINT

  • 介護が必要になっても住み慣れた地域で生活が続けられる地域ケアシステムの構築
  • 障がいのある方の相談窓口基幹相談センターの充実
  • 認知症の早期発見、早期対応と認知症サポーターの活用
  • 介護施設、障がい者施設の拡充
  • 心のバリアフリーの推進

高齢者人口が増加し要支援、要介護の方は今後も増加が見込まれます。核家族化で高齢者の孤立、認知症、老々介護など様々な課題が存在します。高齢者の方や障がいのある方が、この地域に住んでいて良かったと実感し、生涯心豊かに 生きがいを持って暮らしてゆけると思えるまちづくりが必要です。地域でサポートする居場所づくりをさらに推進します。ご自宅での介護が困難になった場合のための施設の充実を求めてまいります。障がいのある方との交流の機会を増やし心のバリアフリーを広げてゆきます。

 

商工業の中心として活気と活力あるまちづくり

POINT

  • 中央区の観光資源、伝統文化の情報発信の強化
  • 地元企業、商店街の活動支援
  • 創業支援の拡充

再開発や、2020に向けてホテルの建設開業が相次ぐ等まちは日々大きく変化していますが、本区は多彩な産業が集まり中小企業によって支えられています。地元の商店街の課題や活性化、経営相談をきめ細かく支援するしくみを進めてゆきます。若年層の方が起業するなら中央区で、と思えるようにスタートアップ支援の充実を図ることを進めてゆきます。

 

地球にやさしい環境づくり

POINT

  • 緑化の推進、水辺の環境整備
  • 環境情報センターの活用
  • 「中央区の森」事業の推進
  • まちのクリーン活動の推進
  • 環境保全意識の普及・啓発

近年ヒートアイランド現象の進行で熱中症などの健康被害も出ています。地球の温暖化は世界レベルの課題です。東京2020オリンピックパラリンピックに向け海外からの観光客や外来者が増加しています。世界に誇る快適で美しいまちを目標に環境整備を進めてまいります。 

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